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中日ドラゴンズ 北谷キャンプ 2007 @ 北谷球場

  2/5 北谷球場  写真アルバムサムネイル詳細スライドショー(388枚)

                  スケジュール表・選手グループ分け 北谷:投手野手 読谷:投手野手

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●今日も快晴無風、暑いくらいの素晴らしい練習日和。5日目で疲れがピークの選手たちにとっては恨めしいばかりの
 晴天なのかもしれないが、良いに越したことは無い

●今日はお昼に若手投手陣が打撃投手に登板するのだけを見に行った。対戦表はこちらの野手スケジュール表で、
「メイン打撃」の部分と、右側の打撃投手のマッチアップ。自分がついたときにはすでに佐藤亮、樋口、金剛が投げ終わり、
石川が登板していた。見守るのは落合監督、森コーチ、杉下翁、山本浩二たち・・・(森コーチ以外は途中でどこかへ)

●全体的にはこれは基本的に打撃練習なんで、投手も個人個人によるけど全力で抑えに行く球もあれば、
打ちやすい球も投げてあげる、という感じ。おそらく何か決め事があるはず。
しかし、投手陣の競争が本当に激しいせいで、全力モードが長めの投手が多いように感じた。
特に吉見、長峰、鈴木、中里あたり。全面全力モードの第二クールのシート打撃ではさらにギヤアップする。
ただ、打者は常に必死。この時期は打者より投手の方の仕上がりが早いので、全体的にいい当たりは少なめ。

石川vs西川 : ヒット性の当たりはほとんど無し。石川は2、3球シュート投げた。西川は山本浩二に呼び止められる

小林vs柳田 : 左サイド対右打者で、最初は快打連発だったけど、変化球を投げ始めて次第に当たりがでなくなった。
小林vs竹下 : これも右打者。竹下いい当たり多く、小林の股下を鋭く抜く打球も。竹下はかなり体が大きくなっている

石井vs清水将 : 石井は今年はワインドアップ投げている。最初は素直なストレートばかり(これが打撃投手モード)で
  将海気持ちよく打ってる。でもインコース詰まらせ、スライダー投げ始めて外角は精一杯のファウルなど。
石井vs中村一 : 最初はインコース攻めて抑えてきたが、中盤でいい当たりのホームランを連発
  終了後には打者には石嶺コーチが、投手には森繁コーチが語りかける。特に森コーチはいろいろと・・・・

中里vs堂上兄 : 中里、球速は押さえ気味だがキレのある球で、なかなか前に飛ばさせなかった
中里vs小田 : 小田には変化球から入る中里。ストレートに詰まる、前半はあまりいい当たりなし。
 ストレートが高めに浮くのもあったが、だいたい低めに来てる。小田詰まって手がしびれ、外角低めは当てるの精一杯。
 でも最後に2本ほど鋭いライナーがあった

鈴木 vs 澤井 : ファウルが非常に多い。後ろから見てると鈴木の動くクセ球、出どころの見にくさや位置が変わるのが
 とてもよく分かる。いい当たりほとんど無しで終了。梨田が見てる。
鈴木 vs 中村一 : 中村一にはストレートばかり投げて、コース甘いのは大きいのを飛ばされてる。鈴木は終わって笑顔

高橋 vs 平田 : 平田、いきなり豪快な空振りをふたつ(スライダー?)。直後の高目のクソボールをものすごい
 大根切りでものすごい当たりがセンター前へ。その後、ホームランも一発あったが、後半はほとんどいい当たりなし。
高橋 vs 中川 : 中川のインコースを攻めて詰まらされてる。抜いたボールや甘いのはレフト前中心に打っていった
  高橋は終了後いい表情

長峰 vs 中村公 : 長峰、かなりの荒れ球で中村が困ってる。そして腕に死球を当てちゃった。
 痛がってた中村公は怒りのホームラン・・・・
長峰 vs 堂上弟 : 直倫はプロの生きた球を打つのはこれが初めてかも。長峰、直倫のバット2本連続でへし折る。
1本目はインコースのボールを振りに行ってしまい、バット止めかかったが根っこに当たって折れたが、直後の2本目は
まともに振ったが食い込まれてバットは真っ二つ。折れたバットがピッチャーの横を力なく転がった。
その後、ヒット性の当たりに森繁コーチがヤンヤの拍手喝采。柵越え1本あったかもしれないが、いい当たりはあまりなし。
直倫のその後の表情を見てると、ちょっと自信喪失気味かも。最初のプロの壁というやつか。

吉見 vs 平田 : 平田、序盤に右へフェンス直撃2発。その後は吉見のペース。球速あげ、抜いた変化球も交えて抑えた。
平田、右方向への打球が多かったが、狙っているのか、タイミングが合わず振り遅れ気味なのか・・・
吉見 vs 中川 : 内野ゴロがほとんど。吉見球来てるなあ・・・中川、まともにバッティングさせてもらえない。
 吉見、ブルペンでもすでにいい感じで仕上がってるのを、そのまま持ってきた感じ終了後は充実した表情
 他の投手には終了後にあれこれ言う森繁コーチも、吉見には、多分(この後のクールダウンも兼ねた)
 「ブルペン行け」、という一言だけしか言わなかった。しかし吉見はブルペンでクールダウンでなく投げ込み



●自分は上記の打撃投手登板だけ見て北谷球場を後にし、その後、日が暮れてから帰ってくると、
 ベタなぎで鏡面のようになった海に映える夕焼けがめちゃくちゃきれいなので写真撮ってたら、
 真っ暗な闇の中の室内練習場に明かりがついていて打球音が・・・・藤井でした・・・・

 一昨日昨日に引き続き、3日連続で3時間ノンストップマシン打撃 やってました。
 ちょうど終盤で、昨日までよりはるかに悲惨な状況に・・・・窓は締め切ってあたっけど、苦悶の呻き声が漏れてきました・・・
 終了は19時02分。 がっくり倒れこむ藤井・・・・
 今日はギャラリーもおらず、一昨日にもいた記者が1人だけ遠くから見守ってました。

 藤井、終わったあと1分間ほどへたり込んで動けなかったけど、その後用具係の平沼さんや広報の人、バイト君たちと
 一緒にものすごい数のボール拾い集めて、最後にマシン係でずーっと付き合ってくれたバイト君(多分3日間同じ子)と
 「ありがとう!」ってがっちり握手してた。  ・・・多分握力がほとんど無い手で。

 こいついい奴だな、と思った。

 とにかく練習のための練習じゃダメ。やり遂げることは大事だけど、やり遂げただけじゃダメ。
 何かを掴んで、必ず結果につなげて欲しい。

 怪我をして、この練習が出来ない新井は何を思うのか・・・・


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