中日ドラゴンズ 北谷キャンプ 2008
● 2/3 北谷キャンプ 第3日 ＠北谷球場 写真アルバム（サムネイル・詳細・スライドショー）(553枚)
動画一覧 スケジュール表・選手グループ分け 北谷：投手・野手
※現地実況
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キャンプ3日目を北谷球場で観てきました。昨晩からの雨でメイン球場もサブグラウンドも使えず、室内練習場とブルペンを主に見てきました。
・いつもの若手早出組は今日も今日とて朝9時過ぎから打ち込みに守備。
・井端はキャンプ3日目にして本格始動。途中からはサングラスも外して、ゴロ捕やダッシュなどを荒木・森野らといっしょにトレーニング。自分がブルペン見てる間に打っていたようです。
・調整を任されている感じの川上と岩瀬はピッチングをするグループに入ってはいたがブルペンに入らず。なぜか川上は岩瀬の13番の入った練習着を羽織っている。寒い日でもよく一人だけ半そででいたりする川上だが、さすがに寒くて借りたのか・・・
・ブルペンは落合監督、森繁コーチ、そして日本一のチャンピオンジャンバーを着込んだ杉下翁が山井、朝倉、中田、中里、高橋聡文、鈴木らを見守る。杉下さんが日本一のウェアを着られて本当に良かった・・・そして吉見を捕まえて身振り手振りで熱血指導する杉下翁。80過ぎても矍鑠していてすごい・・・
・セットアッパーを狙う中里、鈴木、高橋、クルス、菊地、清水昭のグループは本当に熱の入った投球を繰り広げている。先発枠を狙う？吉見、久本らも落合監督、森繁コーチ、杉下翁に背後から見つめられたらそれは気合が入らないわけがない・・・ もちろん朝倉、山井も変化球も交えて力投していたが、朝倉は監督・森繁コーチに何事か突っ込まれてこの困ったような笑顔。このとき「開幕いくか？」と言われたらしい。ブルペンでこの手の笑顔はめったに見られないので珍しかった。
・室内に戻ると投手陣に谷繁や井端が混じってゴロ捕やダッシュを繰り返す。和田・ノリ・李らも基礎トレでマーカー間ダッシュ（ボールの移し換えつき）を繰り返す。ドラゴンズキャンプにまだ慣れてない和田も容赦なく基礎トレをたっぷりやらされてちょっときつそう。和田・荒木・ノリの三人で話し込む姿も。ノリはマーカーダッシュでキュッと鋭い腰のキレのターンを見せる。腰は大丈夫そうだなあ・・・
・チリンチリーンとベルを鳴らして自転車に乗って颯爽とやってきた立浪コーチは堂上剛や西川に身振り手振り、お手本を見せながら積極的に若手巡回アドバイス。
・和田が打ち込んでいたトスバッティングを見ていたが、なかなか興味深いことをやっている。右手一本で打ったり、良く見たら左手を上にした逆グリップで打ったり、左で打ったり（これは体のバランスが偏らないためか）。自主トレのときはバットを左右の手で1本ずつ持って器用に振ったり。彼独自の打撃理論に裏打ちされたものだろう。上がってから落合監督といろいろ話し込む。「オープン戦はいつから出るか」と話をしていたそうだ。また、荒木も和田と同様、監督にアドバイスされながら打ち込みを続けていた。
・キャンプ初日から居残りでものすごい太ももいじめの特訓をやっていた田中のパートナーは昨日までの前田に代わって小田（前田は今日は打ち込み）。落合監督がこの小田・田中コンビから離れずに見ているので手が抜けない。まずはキャッチングの構えで田村コーチの速射ノックを受け、それをセカンド方面に送球するのを100本?連続ｘ数セット（最低5セットはやっていた）。しゃがんで腰を地面まで落とさず中腰で捕って投げての繰り返しで小田も田中も顔がゆがんで死にそうに。特に小田は100本の途中で下半身に乳酸がたまりまくって感覚が無いほどに。1セット終わってひっくり返ると、落合監督に襟元ふんづかまれて引きずり起こされるて継続。もう必死の形相で数セットこなす。終わったら1セット終わったらまともに歩けない感じ。田中は小田に比べて若い分まだしゃきっとしていた。というかシゴキ3日目にしてある段階に到達しているのかも。
それが終わったら、今度は再び中腰のバントノックと2つボールを使った特訓。ここでも小田は死にそうな感じ。足を引きずってる。
それも終わったら今度はマーカーダッシュ。タイムを計っているのはすっかり小田・田中ストーカーと化した落合監督。監督いわく「今日の俺の楽しみはこれしかないんだもん」。小田は鬼の形相でこなし、ようやく終わって倒れこんでトレーナーにストレッチしてもらう。そこにもやってきて突っ込んでいく落合監督・・・すっごい楽しそう。鬼だ・・・
田中はマーカーダッシュもやはり小田より速い。これだけ死ぬほど下半身鍛えて、終わりかと思ったら、地獄の基礎トレは首脳陣たちに囲まれてまだまだ続く・・・ ポスト谷繁サバイバルレースは大変だ・・・あと3人もいるんだし。
・ この後も特打・特守が終わった若手野手の基礎トレがあったようですが、自分はここで所用で帰りました。